ボッチャ日本選手権 杉村、広瀬が白星スタート １次リーグ
ボッチャの日本選手権は１９日、東京・墨田区総合体育館で開幕して１次リーグが行われ、パリ・パラリンピックの代表選考を兼ねている男子（脳性まひＢＣ２）では、３連覇中の広瀬隆喜（西尾レントオール）、東京パラリンピック金メダリストの杉村英孝（伊豆介護センター）が、ともに白星発進した。
女子（脳性まひＢＣ１）は前回覇者で、昨年１２月のアジア・オセアニア選手権２位の遠藤裕美（福島県協会）が初戦を勝った。
日本はチーム（脳性まひ）でパリ大会の出場枠を得ており、男子（脳性まひＢＣ２）、女子（脳性まひＢＣ１）の優勝者が日本代表に内定する。各種目の決勝は２１日に行われる。
小谷、広瀬に屈す
○…男子（脳性まひＢＣ２）の広瀬は西日本予選を勝ち上がった小谷（静岡協会）を９－２で下した。３－０で迎えた第２エンドこそ、遠い位置に置かれたジャックボール（目標球）に寄せられずに２失点したが、続く第３エンドに４得点して勝機を引き寄せた。「修正できたし、出だしの試合としては良かった」とうなずいた。
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