大分へのリベンジなるか?ハッチンソン監督が全幅の信頼を寄せる「知のブレイン」の正体

ジュビロ磐田は8月31日、アウェーで大分トリニータと対戦します。

8月16日の首位水戸ホーリーホック戦、8月23日のカターレ富山戦と快勝し、順位は7位に。大分戦は今季3度目の3連勝と、7節ぶりのJ1昇格プレーオフ圏内入りが懸かります。

16位の大分に、磐田は前回対戦で0-3と大敗しました。8月18日付で監督交代があり、戦い方も変わってくることも予想される相手にどう挑むのか。

ジョン・ハッチンソン監督に話を伺いました。
 

ジョン・ハッチンソン監督



-富山戦では新しいジュビロの姿が見られました。
まず秋田、いわきと二つのパフォーマンスから学ばなければいけないところから始まりました。

まず一つはしっかり戦わないといけない。二つ目は自分たちのプレーをする権利を得なければいけない、という事を学びました。

水戸戦に関しては悪くないからいい、ぐらいのパフォーマンス。間違いなくその前の試合から改善が見られました。まだ改善する領域はあるにしても、正しい道で大きなステップを踏めているなと思っています。

-継続性を高めるため、やらなければいけないことは。
フットボール全部を改善していかなければいけないんですが、忘れてはいけないのは、例えばある領域で満足して、それを1回ほったらかしにしてしまうと良くないパフォーマンスに戻ってしまうというのがあります。

例えばトランジションのところで相手に狙われてきているので、守備のトランジションのところは素早くやっていかなければいけないと取り組んでいて、大きく改善しています。

相手陣地にボールを運んでいくというところも、しっかりと裏へのランニングもあり、また裏へのランニングに対する逆の動きもあります。

いずれもそれをやろうとしてくれているというところで大きな成果を得ていると思っています。

新しいオーストラリア人スタッフのアーチ・セリミと「フットボールに完璧はないよね」という話をしました。

常に必ず成長できる領域があり、いい試合をしながらも必ず成長しなければいけない。必ずその全ての領域に目を向けながら改善していきたい。

また、ここにいる選手はみんな成長意欲がある選手なので、全員でしっかりと改善していければと思っています。



-アーチさんにどのような手助けをしてほしいですか。
役割としては僕たちがやっているこのフットボールプログラム全体を見るというところにあります。

僕たちのトレーニングの方法だったり、選手に対するプレゼン、分析のところだったり、僕自身も彼はコーチの1人だというように見ています。

より学術的なバックグラウンドを持った方で、オーストラリア人の中のトップ1%から2%ぐらいの頭のいい方で、僕よりもはるかに頭がいいですし、だからこそ連れてきました。

フットボールを改善してくれていて、シーズン頭には連れてきたかったんですけが、タイミングが合わず今になってしまいました。

選手に対しても僕に対してもフィードバックをしていくというところが非常に重要になっていて、すごくよくやってくれていると思います。

-監督交代があった大分について。前回の8月23日のいわき戦が竹中穣新監督の初戦でした。
こういう時というのは非常に難しくて、1試合しかやれていませんし、多分その1試合に向けてもあまり準備もなく入らなければいけなかったと思います。

また、いわきのホームで試合をするというのを、僕たちも経験したように非常に難しいものが待っているというところで分析が難しいなと思っていますが、それでも非常に危険なチームだと思っています。

特に攻から守へのトランジションのところで非常に危険なチームだと思っていますし、危険な選手もいると思っています。

なのでうちの選手たちは万が一でも勝てると思って試合に臨めば痛い目に遭うと思うので、まずは自分たちのフットボールをプレーする権利をしっかりと得る、相手陣地で試合を進めていくというところだと思います。



-新加入のブラウンノア選手に期待することは。
まずはジョルディ(横浜F・マリノスに移籍したクルークス選手)が抜けたところでワイドが手薄になっているので、そこでプレーすることは期待しています。

もちろんウチのフットボールとウイングに求めることはトレーニングが必要になってくると思っています。ただ、この前のトレーニングマッチに関しても、スピードとパワーを見せてくれました。

ゴールに向かってダイレクトに行けるというところは、いい能力を持っているなと思います。いかにこのチームに溶け込んでいくか、ウイングとしてのプレーの仕方を覚えるところ。

ただ、スタメンであってもベンチスタートであっても、チームに間違いなくいいものをもたらしてくれるだろうと思っています。



-長期離脱している中村駿選手が今日はフリーマンでゲーム形式に参加していました。
9月に戻れればすごいうれしいです。長い時間を要したけがであったというのと、駿はこのチームで大きな役割を担っていました。

だからこそ早くチームの練習に組み込みたいということで今日フリーマンでトレーニングしました。早くて9月、9月に間に合えば万々歳です。
シズサカ シズサカ

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