第2回はゲストにキンタロー。さんを迎え「春の静岡大満喫ツアー」を計画していましたが、出演者からの「ボケたとこだけ使え!」という強い要望を受け、お店などの情報が極めて少ない放送となりました。
番組では紹介できなかった春の静岡情報を4月から番組に加わったスタッフが説明させていただきます。 (文:AD山口)

オープニングを撮影した静岡市の「三保松原(みほのまつばら)」。
静岡県を代表する観光名所ですが、放送では「富士山が見える」程度の情報しかお伝えできませんでした。

三保松原は2013年、富士山とともに世界文化遺産の構成資産に登録された静岡県民自慢の場所で、松の枝に天女の羽衣がかかっていたという神秘的な言い伝えもあります。

ロケ当日は快晴。富士山もはっきりと見えましたが、キンタロー。さんは「富士山がキレイなんて当たり前だから、わざわざ言う必要はない」とピシャリ。

いちご狩り体験をしたのは静岡市駿河区根古屋の「久能屋」さんでした。
番組で触れられることはありませんでしたが、駿河湾に面した静岡市駿河区の国道150号沿いで収穫されるイチゴは「石垣いちご」として知られています。
久能山東照宮の宮司からいちごの苗を受け取った男性が、石垣の間に植えたのが発祥と言われています。
2人はボケながらも、たくさんのいちごを食べていました。
「こんなに食べちゃって自分の子どもに申し訳ない」とキンタロー。さんからは素のコメントも出ましたが、当然、放送で使われる事はありませんでした。
普通の旅番組だったら、迷わず使う箇所でしょうが…改めて「冠ザコシ」の特殊性を感じます。
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■いちご狩りパーク&いちごカフェ 久能屋
住所:静岡県静岡市駿河区根古屋30

静岡の春の味覚「桜えび」をいただいたのは、静岡市清水区富士見町の「なすび総本店」さんです。
桜えびのかき揚げ付きの海鮮御膳「天然地魚 富士山盛り首領(3,780円)」。首領と書いて「ドン」と読みます。
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そして、インパクト抜群の「タルタルの沼 ロング牡蠣フライ(2,580円)」。
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切ってみると、使われていた牡蠣の数は、なんと8個。
添えられた特性のタルタルソースには、いぶりがっこも入っていて「なすび総本店」自慢の味だそうです。
そして、30cm超の牡蠣フライを前に、ノリはあらぬ方向に向かっていきました(放送をご確認ください)。
「ボケのみ」の異様な空間が「なすび総本店」の皆さんを飲み込んでしまったのでしょうか…
改めてご出演いただいた皆様には感謝です。
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■なすび総本店
住所:静岡市清水区富士見町5-8

2人のボケが尽きた「日本平ホテル」。
ザコシさんが生まれ育った清水のまちと駿河湾を一望することができます。
ロケ時間が押して、到着が当初お伝えしていた時刻から遅れてしまったにもかかわらず、スタッフの皆様は丁寧に対応してくださりました。
ホスピタリティにあふれるホテルです。
ボケが尽きた2人の間を埋めるような、小鳥のさえずりが印象的でした。
「ボケ以外全カット」という特殊な企画を快く受け入れてくれた皆様には、感謝の言葉をいくら重ねても足りません。

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■日本平ホテル
住所:静岡市清水区馬走1500-2