3月14日、プロ野球ウエスタン・リーグが開幕。参戦2季目のくふうハヤテベンチャーズ静岡はホームでオリックス・バファローズと対戦し、見事、初戦を白星で飾りました。
勝利にこだわる勝負の2年目。開幕戦には846人のファンが集まりました。くふうハヤテは2回、新加入・浜松工高出身の塩崎栄多がチーム今季初安打となる二塁打を放ち、さっそく結果を残します。
0対1で迎えた6回裏、1死から静岡高校出身の期待の鈴木将平(元西武)が左前安打。鈴木は3打席目で待望の初安打となります。続く増田将馬の二塁打で、2、3塁と一打同点のチャンスをつくると3番倉本寿彦が中前適時打で同点とします。なおも攻め立てるくふうハヤテは、2死満塁からバッテリーミスと死球で2点を加え、3対1とリードします。
ここからは“県勢”投手陣が好投。7回は池谷蒼大(静岡高出、元DeNA)8回は野村裕樹(清水桜が丘高出)、最終回は田中健二朗(常葉大菊川高出、元DeNA)がオリックス打線を0点に抑え、くふうハヤテ、開幕戦で見事逆転勝利、最高のスタートを切りました。
<くふうハヤテ 赤堀元之監督>
「きょうはピッチャーと守備がよく守ってくれたと思う。1勝できたので、もっともっと勝利を積み重ねていけたらなと思う」
【NPBウエスタンリーグ=ちゅ~るスタジアム清水:846人】
オリックス 000 010 000=1
くふうハヤテ000 003 00×=3
【オ】寺西、川瀬、権田、井口、本田仁ー堀
【ハ】佐野、野里、池谷、野村、田中ー深草
【本塁打】なし