静岡県の御前崎市議会で可決された条例案にミスがあったことについて、ブログに「ざまあみろ」などと書いた市議をめぐる政治倫理審査会は2月12日、市議の行動が「政治倫理規程に違反する」と結論付けました。
4回目の2月12日の政治倫理審査会では、対象となっている髙田和幸市議に対しての処分が審査されました。
髙田市議は2024年12月、市議会で可決された条例案にミスがあることに気づきながらも「『ざまあみろ』という気分で発言しなかった」などと、自身のブログに掲載していました。
政倫審は髙田市議の行動が「議員としての品位や名誉を害し、市議会の信頼を失墜させた」などとして、政治倫理規程に違反すると結論づけました。
<御前崎市議会 清水正明事務局長>
「髙田和幸議員には、このような事態を招いた責任を重く受け止めていただき、今後は政治倫理基準を遵守するとともに議員としての使命達成に努めるよう強く求める」
審査会の結果について髙田市議はSBSの取材に「不適切な言葉づかいで、皆様をお騒がせしたことについては反省し、今後も、議員としての役目を果たしていきたい」とコメントしています。
今後、この報告書を元に、議会で髙田市議への処分を決定するということです。

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