ザリガニを原料にした魚の餌を作る研究を進めてきた高校生が2月4日、取り組みを支援した静岡県長泉町の企業に1年間の成果を報告しました。
このプロジェクトは、長泉町でアルミのリサイクルを手がける「山一金属」が企画しました。山一金属は日大三島高校の3年生4人に人材や資金などのサポートを行い、生徒たちは養殖魚の餌をザリガニを使って作る研究を1年間進めてきました。
4日に行われた報告会では、生徒たちが直面した課題や、人のつながりの大切さを学んだことなどを社員に伝えました。
<日大三島高校3年 畑岸孝伸さん>
「自分の夢を叶えるということは大前提に、それ以上に多くの人々とのつながりをとても大切にした1年でした」
生徒たちはザリガニが原料の餌を食べて育ったマスを刺身やオリーブ焼きにして振る舞いました。
<山一金属の社員>
「脂がのっていて、おいしいです」
山一金属は2025年も高校生の夢を応援するプロジェクトを企画しています。

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