“最強寒波”の影響で静岡県内は2月6日も冷え込み、静岡市葵区井川では、マイナス6.2℃を記録しました。山間部では、雪の積もった状態が続いていますが、今後も予想される寒さに不安や期待といった様々な声が聞かれました。
<LIVEしずおか 滝澤悠希キャスター>
「静岡市葵区の山間部・田代地区です。このあたり、私の横、雪がしっかり積もっていますね。冬らしい光景です。そしてこの雪、触ってみます。気温がグッと下がったためか、サラサラとして質感の雪ですね」
長く居座る“最強寒波”の影響で、静岡県内の山間部では、ここ数日、断続的に雪が降りました。
<周辺住民>
「今季、こんなに雪が積もったのは初めて。きょうも引き続き寒いので、今週・来週、この状況が続くのかなと思い、寒さ対策はかなりやっている」
大人が寒さを心配する一方、静岡市葵区井川のこども園には、園児と小学生たちが集まり、寒さに負けず、雪遊びを楽しんでいました。
<子どもたち>
「きらきらしていて、冷たくて、白くてきれいで色々な遊びができる」
2月6日の最低気温は井川で県内で最も低いマイナス6.2℃に。また、県内18の観測点のうち14か所で最低気温が0℃未満の「冬日」となり、9か所でシーズン最低を記録しました。
この寒さから恩恵を受ける場所も。
<滝澤キャスター>
「ゲレンデ、一面銀世界ですね、ここ数日冷えましたけど、ゲレンデのコンディションはいかがですか?」
<リバウェル井川運営組合 大村友美子さん>
「最高ですね」
静岡市営の「リバウェル井川スキー場」には、最強寒波による冷え込みで積雪深1mほどの潤沢な雪が広がっていました。
近年は、雪不足で満足に営業できていなかったこのスキー場。今後も予想される冷え込みで雪質が保たれ、多くの客が訪れることに期待を寄せています。
<リバウェル井川運営組合 大村さん>
「今季はこの冷え込みで、作った雪が貯金できているので、いつでも3月9日の最終日まで持つと思う。皆さんにぜひ来ていただきたい」
スキー場にとっては“恵みの寒さ”ですが、静岡県内は2月11日火曜日にかけて、厳しい冷え込みが予想されていて、万全の防寒対策が必要です。