「避難者、復旧関係者に何とか届けたい」災害時の仮設トイレ提供 富士市と浜松市の企業が協定=静岡

災害に備え、静岡県富士市が浜松市の企業と2月4日、仮設トイレなどの提供について協定を結びました。

富士市が仮設トイレなどの資材の提供に関する協定を結んだのは、仮設機器のレンタルなどを行う浜松市の企業「ベクセス」です。4日の締結式では、小長井義正市長とベクセスの横山哲郎社長が協定書を交わしました。

災害時のトイレをめぐっては、2024年発生した能登半島地震でも、停電により多くの水洗トイレが使えなくなりました。

ベクセスは、いざという時に速やかに仮設トイレを引き渡すなど、協力し合うことを約束しました。

<ベクセス 横山哲郎社長>
「洋式のトイレをなるべく運んであげたい。避難されている方々も非常に大事だし、復旧工事に携わっている方々にも何とかトイレを届けたい」

富士市は全国の自治体で初めてトイレトレーラーを導入していて、今後も、災害への備えを強化していきたいとしています。

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