
弁当店の弁当食べた男女39人が食中毒 8人からノロウイルス検出 店に営業禁止命令=静岡市

静岡市の弁当店で調理提供された弁当を食べた6歳から68歳までの39人に嘔吐や下痢などの症状があり、市は食中毒と断定し、この弁当店に営業禁止を命じました。
静岡市保健所によりますと、1月27日に、静岡市葵区北安東の弁当店で調理提供された弁当を食べた複数人から嘔吐や下痢などの症状を発症したと保健所に通報がありました。調査した結果、1月23日、24日、25日に弁当店の弁当を食べた人が同様の症状を発症していることが判明しました。
現時点での患者は、6歳から68歳までの39人(男性:28人、女性:11人)です。
市は食中毒と断定し、1月31日から当分の間、弁当店に営業禁止を命じました。また、市が検便を行った患者4人と弁当店の調理従事者4人の合計8人からノロウイルスが検出されたということです。
市は、原因食品として、1月23日から1月25日に調理提供された特注弁当(ごはん、ヒレカツ、肉団子など)や日替わり弁当(ごはん、コロッケ、唐揚げなど)、ソースカツ丼、チーズチキン弁当、フライ盛り合わせ弁当(ごはん、フライ、千切りキャベツなど)が原因と推定しています。
現時点で、入院した患者はおらず、全員快方に向かっているということです。
静岡市における食中毒の発生は、2025年初めてです。
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