結婚への障害「挙式や新生活の資金」56.1% 全国平均より10ポイント以上高く 人口減少が進む静岡市の対策は?

静岡市は深刻な人口減少への抜本的な対策に取り組むため、若手職員や大学教授らが調査・研究した結果を報告しました。

静岡市役所で1月22日に行われたのは、静岡市の人口減少の要因分析と対策に向けた調査研究の報告会です。

<静岡市企画課の担当者>
「2050年になりますと(人口は)50万人を切る49万人となり、2024年6月と比べ、27.2%もの減少が見込まれます」

静岡市は2024年3月から、若手職員や大学教授らでつくる人口減少対策分科会を開いています。1月22日は、2024年4月に行った市民へのアンケート結果などを報告しました。将来結婚を希望する18歳から34歳までの女性に「結婚への障害」を聞いたところ、「挙式や新生活の資金」と回答した割合は全国平均に比べて10%以上高くなりました。

※全国43.0%(2021年度)静岡市56.1%(2024年度)

市は、こうした不安が若者の人口流出や出生率の低下につながっていると分析し、病児保育の支援や手取り収入の増加など中長期的な支援を検討したいとしています。

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