野党最大の支持母体である連合静岡は12月25日、2025年夏の参院選に出馬予定の国民民主党・榛葉賀津也幹事長(57)に推薦状を手渡しました。
連合静岡の角山雅典会長は25日午前、国民民主党の榛葉賀津也幹事長に2025年の参院選に向けての推薦状を手渡しました。
榛葉幹事長の推薦協議を巡っては、連合静岡の主要組織の一つである県教職員組合が、国民民主党を「支持政党から除外する」と決定するなど、連合内で意見にばらつきがあり、推薦は「全会一致」ではなく「賛成多数」で決まりました。
<国民民主党 榛葉賀津也幹事長>
「いろいろな経緯がありましたが、連合推薦を頂戴したので、支援をしていただける仲間としっかりと連携をして頑張っていく、それだけです」
<連合静岡 角山雅典会長>
「連合とすれば、いま、立憲民主党と国民民主党と連携をさせていただいているという中で、一定の合意形成に向けた協議が行われているということをわかるような形で進めていただきたい」
連合静岡は立憲民主党県連にも榛葉幹事長の支援を求めていますが、立憲は結論を出していません。
2025年夏に行われる参院選をめぐっては、静岡選挙区からは、自民党の現職・牧野京夫氏(65)、共産党新人の鈴木千佳氏(53)が出馬を予定しています。