「交通死亡事故多発警報」が発令された期間、発令前に比べて交通事故を大きく抑制されたことが警察のまとめでわかりました。
県は、11月6日までの一週間で6件の交通死亡事故が発生したことから、3年9か月ぶりに「交通死亡事故多発警報」を発令していました。
警察の発表によりますと、警報が発令された11月7日から16日までの間死亡事故が1件発生しましたが、発令前の10日間に比べて件数は16件減少、負傷者数は14人減少し事故を抑制できたとしています。
また、2023年の同じ期間に比べても件数と負傷者数は17%減少したということです。一方で発令終了後、静岡県内では死亡事故が相次いでいます。
例年12月は、年間で最も多く事故が発生することから警察は「年末にかけて夕暮れから夜間、横断歩行者に対する注意をお願いします」と呼びかけています。