落石から1か月「あきらめていたのでうれしい」“夢のつり橋”へ続く遊歩道が通行再開 紅葉シーズン前に観光関係者も安ど=静岡・川根本町

紅葉シーズンを前に、静岡県川根本町の観光スポット「夢のつり橋」に続く遊歩道が10月18日朝から通れるようになりました。落石対策の仮復旧が終わり、平日にも関わらず多くの観光客が訪れました。

<係員>
「お待たせしました。8時になりましたので、寸又峡遊歩道ゲートの通行止めを解除いたします」

寸又峡温泉から人気観光スポット「夢のつり橋」へつながる遊歩道です。9月18日に発生した大規模な落石で、通行止めになっていましたが、仮復旧が終わり、1か月ぶりに観光客の姿が戻ってきました。

落石現場の近くでは、足を止めて写真を撮る人もいました。

<観光客>
「水の色がきれい。何色だ?」

木々に囲まれた遊歩道を20分ほど進むと「夢のつり橋」がかかるダム湖が見えてきます。青色の湖にかかる全長およそ90メートルのつり橋では、観光客が雄大な景色を楽しみました。

<観光客>
「よかった。生きててよかったって感じ。きのう来たけど通れなかった。一泊して(来ることができた)」

<観光客>
「(渡ることを)あきらめていたので、うれしいですね。景色がやはり、写真でもきれいだと思ったんですけど、実際に見たほうが素晴らしくて来てよかったです」

紅葉シーズンを前に観光客が戻り、関係者は喜んでいます。

<寸又峡観光事業協同組合 望月孝之会長>
「駐車場にきょうは結構車が入っています。もう間もなく秋の紅葉シーズンが始まってきます。お客さんにきていただいて、きれいな自然を楽しんでいただきたい」

12月からは本復旧の作業が始まりますが、当面は、安全確保のため、朝8時から夕方5時まで通行が可能です。

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