静岡県湖西市は後期高齢者の還付金に伴う通知書や請求書32人分を誤って別の人に送付したと発表しました。
湖西市が誤って送付したのは後期高齢者医療保険料の変更に伴って、還付金が発生した被保険者32人分の「還付金額を知らせる通知書」と「還付金の請求書」の2種類です。
市は9月18日に、2つの書類をそれぞれの宛先に封入して発送しましたが、その翌日に「別人の請求書が同封されている」との通報があり、誤送付が発覚しました。
書類には、被保険者番号や氏名、住所、還付金額などが記されていました。これらの個人情報について、間違って請求書を受け取った人以外に流出した形跡はこれまでに確認されていないということです。
本来は複数の職員が封入作業にあたり、1人が封筒に書類を入れた後、別の職員が中身と封筒の宛名を確認してから封をするはずでしたが、今回は1人の職員が急いで対応したため、32人分の中身が入れ違いになってしまったと説明しています。
湖西市は再発防止策について、今後郵便物を送付する際には、複数の職員での内容物の確認・照合作業を徹底するとコメントしています。