上川陽子外相「立候補に至るまでの大切な時」自民党総裁選出馬へ推薦人確保の動き加速

自民党総裁選に出馬の意欲をみせている衆院静岡1区選出の上川陽子外務大臣は8月23日、「立候補に至るまでの大切な時」だと話し、推薦人確保に向けた動きを加速しています。一方、鈴木康友静岡県知事は、総裁選での論戦について期待感を示しました。

<上川陽子外務大臣>
「私としては全力で、立候補に至るまでの大切な時ですので、しっかりとやっていきたいというふうに思っています」

自民党総裁選をめぐり、上川外相は22日夜、当選同期の議員と意見を交わしました。出馬に必要な推薦人20人の確保に向け、支援の働きかけを強めています。

上川外相を支持する考えを表明している静岡4区選出の深澤陽一衆院議員は手ごたえを感じています。

<深澤陽一衆院議員>
「最後まで緊張感を持ってやらなければいけないんですけども、私が言うのもあれですけども、本当にもう1歩のとこまで来たと、実現の兆しと言いますか、目処が立ってきたという、ほんとに希望が持てるようになりましたような状況です」

自民総裁選には、解散を決めた岸田派に上川外相と同じく所属する林芳正官房長官も立候補の意欲をみせ、来週にも出馬表明する方向で調整しているということです。

10人以上の名前が上がる今回の総裁選について、鈴木康友静岡県知事は23日、論戦への期待感を示しました。

<静岡県鈴木康友知事>
「経済政策、対策、あるいは外交等数多くの論点がございますので、ぜひですね、出られる候補者の皆さんには、施策、政策重視で、前向きな論戦を展開していただければいいかなと思う」

一方、出馬の準備を進める上川外相については。

<静岡県鈴木康友知事>
「今回、総裁選に出ていらっしゃる方、かなり個人的にご縁のある方がいらっしゃいますので、特に私の方から特定の方に対して申し上げることはございません。それぞれのみなさんに頑張っていただきたいなと思います」

「ポスト岸田」を決める自民総裁選は9月12日告示、27日投開票です。

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