
8人死傷事故の静清バイパス 事故現場で「橋桁」を橋脚におろす作業再開 日程に余裕持たせ作業=静岡市清水区

2023年、工事中に「橋桁」が落下し8人が死傷した静岡市清水区の静清バイパスの工事現場で、「橋桁」を橋脚に設置する作業が再開されました。

国道1号の静清バイパスの工事をめぐっては、2023年7月、橋型が落下して作業員2人が死亡、6人がけがをする事故がありました。

<大西晴季記者>
「事故のあった橋桁の工事現場です。弱い雨が降る中、多くの作業員が橋桁の設置に向けた工事を行っています」

事故のあった現場では7月25日から工事が再開され、8月20日の夜からは、橋桁の「横取り降下」の作業が始まりました。「横取り降下」は橋桁を横に移動させて橋脚におろす作業で、2023年、この作業中に死傷事故が起きました。

静岡国道事務所によりますと、事故当時よりも日程に余裕を持たせ、橋げたが予定通りの位置にあるか、こまめに確認をしているということです。事故が起きた場所での橋げたの設置工事は24日の朝、完了する見通しだということです。
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