「派閥の枠組みの中で考えていない」静岡選出・上川氏の最初のハードルは推薦人確保 混戦模様の"派閥なき"総裁選 9月12日告示・27日投開票

「ポスト岸田」を決める総裁選は9月12日告示、27日投開票となりました。今回は”派閥なき”総裁選といわれる中、推薦人確保が出馬へのハードルとなりそうです。

<自民党 逢沢一郎選挙管理委員長>
「総裁選挙に関する特例措置、また議員投票・党員投票の投票開票の在り方について、しっかりと確認したい」

自民党は8月20日、「ポスト岸田」を決める総裁選の日程を9月12日告示、27日投開票と決めました。選挙期間は過去最長の15日間です。

総裁選には8月19日、小林鷹之議員が立候補を表明したほか、10人が取りざたされていて大混戦が予想されます。このうち、静岡1区選出の上川陽子外務大臣は20人の推薦人を集めるため、親交のある議員に支援要請するなど準備を進めています。今回は、派閥が解散したため”派閥なき総裁選”といわれていますが、上川大臣が所属していた岸田派からは林芳正官房長官も意欲を示しています。

<上川陽子 外務大臣>
「私は派閥という枠組みの中で考えていないということは明確に申し上げたいという風に思います」

県内政治に詳しい専門家はー

<法政大学大学院 白鳥浩教授>
「(旧)岸田派の中から2人の候補者が出てくるということになってしまう。派閥解散前には46人いたわけですけど、例えば林さんが20人とってあとの20人を上川さんが本当にとれるかどうかというと、ちょっと難しいこともあるかもしれない」

混戦模様で推薦人確保のハードルがあがる中、告示日まで11人の動向が注目されます。

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