南アルプスで死者相次ぐ 登山者とみられる62歳男性と56歳男性の2人 静岡県警「無理のない登山計画を」

8月16日から17日にかけて、南アルプスで登山者とみられる2人の男性が倒れているのが見つかり、いずれも死亡が確認されました。

16日午前8時15分頃、静岡市葵区の南アルプス赤石岳の砲台型休憩所付近の登山道を外れた崖の下で、ツアー会社の添乗員が倒れている男性を発見し、警察に通報しました。

静岡県警の山岳救助隊などが10人体制で男性の救助に向かっていたところ、17日午前6時頃に砲台型休憩所付近で別の男性が倒れているのを発見したということです。

2人の男性はいずれも意識がない状態で、消防のヘリコプターで運ばれましたが、ともに死亡が確認されました。警察によりますと、死亡した2人は服装などからいずれも登山者とみられているということです。

警察によりますと、16日に発見されたのは神奈川県横浜市の男性(62)で、17日に発見されたのは栃木県日光市の男性(56)だということです。

静岡県警は「登山前に装備品の点検、無理のない登山計画を立てましょう」と呼び掛けています。

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