東名高速道路・浜松西インターチェンジのすぐそば、浜松土産などが揃う「浜名湖グルメパーク」です。
<客>
「浜松っぽくて、面白いな思いました。肉との組み合わせ、牛との組み合わせって無いと思うので、どんな味なのか楽しみです」
皆さんのお目当ては、7月20日から販売がはじまったユニークなメニュー。
<浜松バーガースタンド8 海野佑弥チーフ>
「お待たせしました『うなタレ牛バーガー』です」
今回のしずおか産は、浜松名物のうなぎのタレを牛肉と組み合わせた新感覚のハンバーガー『うなタレ牛バーガー』です。ウナギのタレがかかった国産の牛肉100%のパティ。
手がけるのはグルメパーク内にあるハンバーガー専門店「浜松バーガースタンドマルマル」。開発の中心メンバー、店主の海野さんです。
<浜松バーガースタンド8 海野佑弥チーフ>
「開発は社員のみんなで話し合ってつくったんですけど、その中でハンバーガーにうなぎのタレつけたら美味しいんじゃね、ちょっとつけてみたら意外と合うじゃんというのがスタートです。浜松っぽさっていう部分だったり、お客様に感動とかインパクトのあるモノを提供したいと考えた時に、なにが合うんだろうかどういうものにするのかというところでたどり着いたのが『うなタレ牛バーガー』」
ごはんに合う、うなぎのタレをパンとお肉に合わせるという新発想。うなぎの蒲焼のように「山椒」もかけました。爽やかな香りが食欲をそそります。
<浜松総局 鈴木康太カメラマン>
「いただきます。甘いうなぎのタレがパティ―とバンズに良く染み込んでいます」
うなぎのタレは、もちろん自家製です。
<浜松総局 鈴木康太カメラマン>
「いい香りしますね」
和食店の料理長にうなぎのタレの作り方を学びました。一般的なうなぎのタレではお肉に合わず、タレ作りは難しかったといいます。
<浜松バーガースタンド8 海野佑弥チーフ>
「ウナギは基本何回か漬けて焼いて漬けて焼いてってだしていくんですけど、パティにはそういうわけにはいかないので。焦げちゃったりしちゃうので、できるだけ1回だけつけてやるように。甘辛い感じになっています。肉にも合うウナギのタレってあるんだって思わせるようなタレになっています」
地元浜松産の醤油やみりん、ザラメなどを使い、約1か月にわたる試作を重ねて完成させたお肉にも合う自家製ダレ。うなぎのタレよりも甘辛いのが特徴です。タレをパティに良く絡ませるためにとろみをつけました。さらに。
<浜松バーガースタンド8 海野佑弥チーフ>
「こちらで蒲焼きのタレをつけているところもぜひお客さまに見ていただけたらと思いながら、バーガースタンドですので楽しめるのかなと思います」
ハンバーガーにはウナギのタレのほかにも、レタスや玉ねぎ、バンズも地元浜松産の食材を使いました。海野さんは『うなタレ牛バーガー』で地元の人はもちろん、観光客に浜松の魅力を広めたいと意気込みます。
<浜松バーガースタンド8 海野佑弥チーフ>
「地元のものを使った地元も活性化するようなバーガー。また、バーガースタンドとしても浜松の色々な名物もありますので、コラボできたらなと今後考えていますので、ここから頑張って行きたいと思います」
浜松の味がぎゅぎゅっと一つに詰まったしずおか産、目指すは新たなご当地グルメです。