「月単位で落ち着きが見えるか」日経平均株価が乱高下 株価の変動はいつまで

日経平均株価が乱高下しています。8月5日は、過去最大の値下がりとなりましたが、6日は一転、終値が3万4675円で過去最大の上昇幅を記録しました。株価の変動はいつまで続くのでしょうか。

<証券会社の担当者>
「何でって聞かれるのが一番困る」
「やっぱり上げすぎです。上げすぎ」

8月6日の日経平均株価は、一時3400円以上値上がりし、1990年10月以来過去最大の上げ幅となり、5日の終値と比べて3217円上げて取引を終えました。

前日の5日は…。

<証券会社の担当者>
「もう行くよ、行くよ」

4400円以上の下げ幅で3万1458円。過去最大の下落となりました。ジェットコースター相場に街の人は…。

<投資をしている人>
「こういう時は気にしない。数字を見ないのがポイントだと思う」

<会社経営者>
「株がすべてではない。株は上がれば上がったとき、下がれば下がったときで反応しながら仕事をしていけばいい」

<静岡経済研究所 恒友仁専務理事>
「正直びっくりしますよね、過去にない動きをしているというところで、こんなに動くのかというのは日本で一人も想像していなかった」

専門家は、この株価の乱高下に一喜一憂する必要はないと指摘します。

<静岡経済研究所 恒友仁専務理事>
「日本経済がきのう、きょうでガタガタ動いているのではなく、実態経済とは違ったところ、市場という相場を操るところで大きな動きが起こってしまったということ。この株の変動がどこで落ち着くのかは現時点ではわからない。おそらくこういう動きは月単位で落ち着きが見えてくるかなと思うので、しっかり注意しながら見ていく必要がある」

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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