静岡大学と浜松医科大学の統合・再編をめぐり、再編の早期実現を目指す「期成同盟会」の会合が8月6日、8か月ぶりに開かれ、浜松医科大の今野学長は迅速な意思決定を求めました。
2023年12月以来の開催となった「静岡大学・浜松医科大学統合・再編促進期成同盟会」では、静岡大学と浜松医科大学の双方から現状の説明が行われました。
両大学の統合・再編問題をめぐっては、静大の日詰学長が当初の合意案を覆して1つの大学に2つの分校を置く「1大学2校」案を静大の正式案に決定し、協議はこう着状態となっています。
浜松医科大の今野学長は合意書に基づいた速やかな協議を求める姿勢を強く示し、「期成同盟会」も法人を1つに統合した上で静岡と浜松に2つの大学を再編する「1法人2大学」案を後押しする姿勢を改めて示しました。
一方、静大の日詰学長は欠席し、「期成同盟会」の事務局が静大のホームページに掲載されている「未来創成ビジョン」を紹介するに留まりました。