「いろいろな思い出があり、うれしい」あわしまマリンパーク営業再開 多くのファンが再オープン祝う=静岡

2024年2月に一旦閉園した沼津市にある水族館「あわしまマリンパーク」が新たな社長のもと、7月12日に営業を再開しました。あいにくの天気にも関わらず多くのファンが訪れ、再オープンを祝いました。

<東部総局 金原一隆記者>
「あわしまマリンパークが営業を再開するということでチケット売り場には行列ができています。今この時間で30人余りの人がオープンの時間を待っています」

Q.どちらから来ましたか?
「名古屋の方から。素直にうれしいです」

「小学校の遠足できたり、家族と来たり、ラブライブの聖地として来たり、いろいろな思い出があります。すごくうれしいです」

「開けてください、きょうから再開です。よろしくお願いします」
「どうぞ!いらっしゃいませ」

7月12日、営業を再開した「あわしまマリンパーク」。入園料金は、渡し船の継続など考慮し大人は、1000円値上げし、3000円にしました。

<あわしまマリンパーク 今村クニト社長>
「やっぱ船で渡るっていう部分は、思った以上にとんでもないお金かかるんだなっていうことが分かったりとか、皆さんの判断にはなると思うんですけど、僕はそれに見合った魅力になるように努力していくしかないなって思っています」

再オープンのあわしまマリンパーク、1号船の出港です。

<東部総局 金原一隆記者>
「あわしまの桟橋では、従業員の皆さんが手を振って出迎えをしています」

2月に閉園した時、多くの従業員が解雇されて残ったのは、わずか11人。

しかし、経営陣が変わったことで再び戻ってくる人、新たに就職する人で53人まで増えました。

<従業員を激励する客>
「ありがとうございます!頑張ってください!」

お客を歓迎したのは従業員だけではありません。

<客>
「あぁすごい」
<東部総局 金原一隆記者>
「これは出迎えてくれたんですかね?」
<客>
「復活してくれてうれしいですね」

<飼育員>
「動物が出てきてそれを見て喜んでいる顔とかを見ると始まったなという感じです」

4か月、来園客がなく、動物たちは閉園前と同じようなショーがまだできません。でも、ごはんをあげる様子を目いっぱい見てもらいます。閉園していた間に老朽化した施設をできるところから補修。

ボランティアの手を借りて清掃もしました。

<今村クニト社長>
「まだ、できないこといっぱいあるので、それはもう、もうちょっと待ってください。何かしらの世界一を目指した水族館にしたいと思いますので、引き続き『お前ブレてないか?』とかチェックしていただけるとうれしい」

あわしまマリンパークではイルカやアシカなどのトレーニングを積んで7月20日ごろから動物のショーを徐々に再開させていくことにしています。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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