静岡県警の発表によりますと、2024年6月、富士山の山頂火口で見つかった3人の遺体のうち、身元確認中だった2人の遺体は、山梨県のアルバイトの男性(35)と東京都稲城市の会社役員の男性(53)と確認されたということです。死因については、調査中ということです。
富士山の静岡県側の山頂火口では、6月26日、登山客とみられる3人の遺体が見つかりました。このうち1人は26日のうちに警察が収容し、東京都日野市の会社員の男性(53)と27日に確認されていました。
警察は残る2人の遺体についても30日に収容し、身元の確認を進めた結果、一人は山梨県富士河口湖町のアルバイトの男性(35)、もう一人は東京都稲城市の会社役員の男性(53)と確認されたということです。
このうち東京都稲城市の男性は、2024年1月13日午前10時頃、富士山に登山に行くと家族に告げて出かけましたが、その後帰宅しないため、家族が警察に届け出て、警察が捜索していました。
2人の死亡原因については調査中ということです。