東海道新幹線で7月6日に発生した停電は、車両に電気を送るケーブルが損傷しショートしたことが原因だったとJR東海が発表しました。
東海道新幹線の停電は7月6日、午後0時16分に静岡駅と掛川駅の間で発生しました。上りの「のぞみ12号」で異常が発生し、上下の列車が最大約3時間、運転を見合わせました。
JR東海の発表によりますと、「のぞみ12号」の特高圧ケーブルと呼ばれるパンタグラフから取った電気を各車両に送るケーブルが何らかの原因で損傷し、ショートしていたことが分かりました。
JR東海は、緊急対策として全編成に対して車両間の特高圧ケーブルに異常がないか、一斉点検を実施するということです。