「地域の暮らしを守るため」静岡県内でも“ライドシェア”7月5日からスタート タクシー会社はOBを活用

タクシーのドライバー不足の解消などに向けて国が導入を進める「日本版ライドシェア」。一般のドライバーが自家用車などを使って、有料で人を運ぶサービスのことで、静岡県で初めて7月5日から始まります。

<静岡県政担当 坪内明美記者>
「来ました、来ました。こちらがライドシェアの車両です」

「日本版ライドシェア」はタクシー会社の管理のもとでサービスが提供されます。
本来は一般のドライバーが自家用車を使って、有料で人を運ぶ仕組みですが、今回、静岡市の静岡ひかりタクシーでは、会社OBに運転を依頼し、専用の車両を用意しました。

国の許可を得て、静岡県内では初めて5日から運行を開始します。

<DiDiモビリティジャパン マーケティング本部 宮島由佳さん>
Q.どうやって配車を依頼したらよいですか?
「まずは目的地を入れていただくので、目的地の入力、選択をお願いします」

スマートフォンのアプリから配車依頼がドライバーに送られ、マッチングする仕組みです。利用できる時間帯は金曜日と土曜日の午後4時台から翌日の午前5時台までです。

<静岡ひかりタクシー 泉真社長>
「地域の暮らしを守るために、何ができるか考えた時に、チャレンジするべきだと。そこに自分たち、タクシー業界がチャレンジする姿勢をみせることで業界の若い人たちもついてきてくれると信じているので」

この「日本版ライドシェア」はタクシーのドライバー不足の解消を目指し、2024年4月から導入が始まり、全国に順次、広がっています。

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