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ジュビロ磐田の第4節G大阪戦を振り返り…ペナルティ・ヒデも担当記者も「まだまだこれから」

SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」に静岡新聞運動部のジュビロ磐田担当、名倉正和記者が出演。3月16日に行われたJ1リーグ第4節「ガンバ大阪ージュビロ磐田」を振り返りました。聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さん。

鬼頭:ジュビロ磐田は3月16日にアウエーでガンバ大阪と対戦し、1−2で敗れました。前半4分にガンバの宇佐美貴史選手のゴールで先制を許してしまいました。

ヒデ:宇佐美君キレッキレでしたね。

名倉:宇佐美選手は本当にスーパーでしたね。ジュビロは失点の時間帯もボールの奪われ方も良くなかったですね。松原后選手がゴール前でバックパスのような形のところを狙われてしまった。相手のハイラインハイプレスがすごかったなという印象です。

鬼頭:さらに後半12分、ガンバのダワン選手のゴールでリードを広げられてしまいました。

名倉:これも結局、サイドでボールを奪われて起点をつくられ、先制点の宇佐美選手にクロスを上げられました。本当にJ1の個の高さなんですよね。

ヒデ:そこなんですよね。やっぱり「これがJ1だな」って思うシーンでしたね。ちょっとしたミスはもう即失点に繋がる。

名倉:J2ではなかなか見られないですよね。J2だったら、一度やられた選手に2度っていうのはなかなかなかったシーンだと思います。

ヒデ:1失点目はいらなかったな、前半に追いついてたらなって。たられば言っても仕方ないんですけど。

名倉:松原選手も自分のミスから失点に繋がって本当に責任を背負い込んでいました。

ジャーメイン選手がノッている

鬼頭:後半は、フットワークの“準レギュラー”、ジャーメイン良選手がやってくれました。

ヒデ:恐ろしい(笑)。1回出演したら、もう準レギュラーですからね。でも、良いゴールでしたよね。エースがすごいノッている。

名倉:最初の失点に絡んでしまった松原選手がもう取り返すしかないと、意地のクロスを上げて、中央にいたジャーメイン選手がドンピシャで決めてくれました。理想的な磐田の攻撃のパターンだったんじゃないかなと思います。

ヒデ:現在5ゴール。調子いいですよ。何が良くなったんですか?

名倉:乗りに乗ってますね。本人も別に技術的なことは分からないと言ってますが、今は「足にボールが乗っている感覚」と。4ゴールを挙げた川崎戦から1試合あきましたが、すぐに点を取りました。理想的なペースで取ってるなと思います。

ヒデ:ボールも集まるし、相手のマークがあってもしっかりとキープできて。

名倉:新戦力のペイショットという大型の選手がポストプレーで落として、ジャーメイン選手がトップ下でサポートする。攻撃のバリエーションもだいぶ広がるかなと感じています。

「向かっている方向は間違っていない」

ヒデ:ただ、結果的にアウエーで1−2。勝ち点を落としました。チーム状況は?

名倉:選手たちも「向かってる方向は間違いじゃない」と。自信は持っています。全然歯が立たないという感じではありません。ただ、局面の精度の高さはやっぱりJ1は違うなという感じはします。

ヒデ:まだ始まったばかりですから。目もJ1のレベルに慣れてくるでしょう。個々は悪い選手ではないんでね。ここからでしょ。

名倉:まだまだここからです。まだベンチに入っていない新加入、例えば石田雅俊選手や外国人選手もいます。まだフィットしきれていなくても、次の鹿島アントラーズ戦まで2週間ある。ここでしっかり監督にアピールして、新しい選手が絡んできてもらいたいなと思います。

次は伝統の鹿島戦「負けられない」

ヒデ:次はアウエー鹿島ですからね。

名倉:2年前、カシマスタジアムで0対2で負けています。上田綺世選手にスーパーゴールを決められています。ちょっと苦手意識があるかもしれませんが、磐田ー鹿島といったら伝統の対決です。磐田は本当に負けられません。

鬼頭:ジュビロは、筑波大3年のMF角昂志選手の来季加入内定を発表しましたね。

名倉:藤田俊哉スポーツダイレクターの“筑波大の直系”にあたる選手で、背番号は10。世代別日本代表にも名を連ねています。将来の日本をしょって立つような逸材だと言われています。

ヒデ:これは楽しみですねえ。
シズサカ シズサカ

サッカー大好き芸人、ペナルティ・ヒデと、サッカー中継のリポーターとしても活躍する鬼頭里枝の2人がお送りする番組。Jリーグから海外サッカー、ユース世代、障がい者サッカーなど幅広くスポットを当て、サッカーを通して静岡を盛り上げます。目指すは「サッカー王国静岡の復権」です!

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