「ハラスメントは断固として排除」静岡県教育長らが部活動での共同宣言を発表

静岡県教育委員会は3月13日、教育現場での不祥事根絶に向けた会合を静岡県庁で開き、ハラスメント防止の共同宣言をまとめました。

<静岡県教育委員会 池上重弘教育長>
「体罰・不適切な言動に関する事案は増加しています。このことを県教育長として大変重く受け止めています」

教育現場で相次ぐ不祥事を受けて、静岡県教委は2023年7月から、静岡県内の中体連や高野連などと協議を進めてきました。2回目となった13日の会合では、部活動での共同宣言をまとめ、発表しました。

<静岡県教育委員会 池上重弘教育長>
「(生徒は)自らの意見を表明することができる一人ひとりがかけがえのない存在であることから、体罰・不適切な言動といったハラスメントは、断固として排除しなければなりません」

宣言には、生徒が一人の人間として大切にされていると実感できるよう支援することや、生徒の主体的な活動を支え、強みを伸ばすことのサポートなどが盛り込まれています。

2023年度の県内の教職員の不祥事は18件に上っていて、そのうち生徒や児童が被害にあうわいせつ事案などは9件確認されています。

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