静岡県内は2月14日、春本番を思わせる陽気となり、季節外れの暖かな一日となりました。静岡市の梅園では例年よりも早く梅が咲き始め、春の訪れを告げています。
<坂口将也記者>
「午後1時前、静岡市の駿府城公園です。青空が広がり、穏やかな気候で、たくさんの人が外でのんびり過ごしています」
高気圧に覆われた14日の静岡県内は、暖かい日差しが降り注いだこともあり、各地で気温が上がりました。日中の最高気温は、川根本町で20.9℃、三島で19.9℃、静岡で19.2℃などを記録。18の観測点のうち15地点で2024年最高を更新し、4月上旬から5月上旬並みの暖かな一日となりました。
公園ではピクニックをする人たちもいました。
<ピクニックに来た人たち>
「バレンタインのお菓子交換をしてる」
「めっちゃ暖かい。ピクニック日和です」
一方、暖かな気候は各地の景色にも変化をもたらしています。
<久住山洞慶院 丹羽義裕住職>
「この辺は7分咲きから満開」
広大な土地に400本の梅の木が植えられている静岡市葵区の梅園では、暖冬の影響で例年よりも開花が早かったといいます。
<久住山洞慶院 丹羽義裕住職>
「1週間から10日くらい早いんじゃないですかね」
14日も多くの人が訪れ、見ごろの梅を楽しんでいました。
<訪れた人>
「天気がいいと聞いていたので、きょうしかないと思って」
静岡県内は、15日も気温は高い見込みですが、雨が降る予報です。