清水エスパルスがJクラブと今季初対戦!OB戸田和幸氏率いるJ3相模原に“4−1”上々の内容に約1400人のサポーターが歓声!

セットプレーで競り合う両チームの選手たち

J2清水エスパルス、3バックをテスト

J2清水エスパルスは1月28日、三保グラウンドでJ3相模原との練習試合に臨んだ。今季3度目の実戦で、Jクラブとの対戦は初。45分を3本行い、合計4−1で勝利した。

4バックと3バックのシステムの併用を目指している秋葉監督は、この試合で3バックをテスト。中盤は1アンカー、2インサイドハーフの3−5−2の布陣を採用した。

1本目でシュートを放つ清水の北川


1本目、2トップの一角に入ったFW北川の抜け出しなどで清水が決定機をつくると、先制点は41分。右ウイングバックの北爪がクロスを上げると、中央での混戦からFWカルリーニョスが右足を振り、ゴールネットを揺らした。

1本目41分、ゴールを決めて喜ぶ清水のカルリーニョス(中央右)


2本目の20分すぎにフィールドプレーヤーを総入れ替え。42分、FKのこぼれ球に中盤のインサイドハーフに入った清水ユースの西原が流し込んで加点した。

故障明けのMF白崎も今季初実戦!

3本目2分にはFW郡司のパスを受けてまたも西原が蹴り込み、3点目。直後にはオウンゴールも決まった。その後1点を失ったが、試合を通して試した3−5−2の布陣で結果も伴う上々の内容となった。

3本目の途中にはけがで別メニューが続いていたMF白崎が今季初実戦のピッチに立つ好材料もあった。

けがから復帰し、今季初実戦となった清水の白崎


相模原は清水でかつて活躍した戸田和幸氏が指揮を執り、グラウンドには約1400人の観客が詰めかけた。

試合後に談笑する清水の秋葉監督(左)と相模原の戸田監督

秋葉監督のコメント

今日テーマにしたのは「量を出そう」と。量というのはコミュニケーションやトライの数やアクションの数など。「量を出すから質が生まれる」と伝えていて、そういう点では1本目のメンバーも2本目途中からのメンバーも意欲的な姿勢があって非常にうれしかった。

相手(相模原)を4バックで想定していた中で3バックで来たのでトレーニングとは違う形になってしまったが、なんとか守備ではめ込みに行こうといろんなトライをしてくれた。収穫の多い良いゲームだった。

あとは押し込んだ中でのクオリティーやアイデア、コンビネーションを高めたい。それでも前へのアクションが増えていて、そういうすり合わせを(選手間で)できているのは非常に大事。
シズサカ シズサカ

静岡新聞社編集局運動部がサッカーや野球、バスケットボール、ラグビー、バレーボールなど、さまざまなスポーツの話題をお届けします。紙面では紹介しきれない選手たちの表情や、ちょっとしたこぼれ話をお楽しみに。最新情報は運動部の公式X(旧Twitter)でチェックを!

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1