「お客さんにもアピールしたい」“一番マグロ”は113万円で落札 初セリに威勢のいい声響く=静岡市

2024年も5日目。市場も動き始めました。静岡市の中央卸売市場では初セリが行われ、仲買人たちの威勢のいい声が場内に響きました。


5日が2024年の初取引となった静岡市葵区の中央卸売市場には朝5時から市場関係者が集まり、マグロの初セリが威勢良く始まりました。


最高値は千葉県銚子漁港に水揚げされた125kgの本マグロで約113万円、1kg単価9000円の「一番マグロ」となりました。5日に取引されたマグロの数は137本と2023年の221本に比べると減り、これに伴い一番マグロは2023年よりも1kgあたり1900円高値で取引されました。


<一番マグロを落札 鮨割烹たか友 山下宏之取締役>
「やっぱり一番マグロを買わないとね。目立たないといけないし、お客さんにもアピールしたい」


<鮨割烹たか友 板前玉田豪さん>
「胴回りがぷくっとしていて、身の質もきめ細やかで脂乗りが良く大変満足している」


また、5日から野菜や果物の取引も始まり、暖冬の影響で今が豊作となっている品種も多く、全体の価格は例年に比べると1割ほど下がっているということです。

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