静岡県U-14 新人サッカー大会は静岡学園中が3連覇!浜松開誠館に2−1競り勝つ
第39回静岡県U-14新人サッカー大会(静岡県サッカー協会主催)は16日、IAIスタジアム日本平で準決勝2試合と、決勝を行った。静岡学園が決勝で浜松開誠館に2−1で競り勝ち、3連覇を果たした。
静岡学園は前半18分、ゴール前の混戦から抜け出したMF石坂龍煌が右足で蹴り込んで先制。後半1分に最終ラインの裏に抜け出されて同点とされたが、14分にFW河野和磨が右クロスをワンタッチで合わせて決勝点を奪った。
静岡学園は自慢の足技とパスワークを披露し、終始ボールを支配。両サイドから積極的に相手ゴールに迫った。
浜松開誠館は0−1で迎えた後半1分、中盤左サイドの白方優琉が相手最終ラインの隙をついてネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。勝ち越しを許した後も、鎌田康勢のドリブル突破やセットプレーで好機をつくったが、あと一押しを欠いた。
【決勝】
静岡学園 2(1−0、1−1)1 浜松開誠館
【準決勝】
静岡学園 5(3−0、2−1)1 浜松北部・佐鳴台
浜松開誠館 3(0−0、0−0、1−0、2−0)0 常葉大橘
<静岡学園・西野壮太主将の話>
「優勝を目標にしてきたのでうれしい。気の緩みが出て同点にされたが、流れを崩さず1点取り返せたことはよかった。
小学時代は甲府のジュニアチームに入っていた。静岡学園の攻撃的なスタイルが好きだったので、静岡学園に入って全国の舞台で優勝したいと思って入学した。今年のチームは連係してつなぎながら崩していけるのが特長」
<今大会を指揮した静岡学園・海野哲生コーチの話>
「昨年のチームは運動能力が高い選手が集まっていたが、今年のチームはその点はあまりない。ただ、こまかい部分がうまく、同じようなイメージを描ける選手がそろっている。今年の選手たちの良さを生かしてあげようと意識してきた。相手よりも足が遅くても良いポジションを取って連続して動くとか、全員でつながってゴールに向かうとか。頭の中で先のことをどんどん考えて、足りない能力をカバーしていくことができる選手たち。決勝点のシーンは練習でやってきたことを少しは出せたと思う。
ただ、まだひ弱さがある。2月からは東海リーグも始まる。高い強度の中で、自分たちの良さを出せるようにしていきたい」
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