バスケットボール男子B2リーグの「ベルテックス静岡」は12月6日、来シーズン(2024―25)のB1リーグ昇格に必要なライセンスの申請を断念したと発表しました。

ベルテックス静岡の松永康太社長は6日、静岡県庁で会見を開き、B1ライセンスの取得に必要な本拠地の確保ができず、来シーズンのライセンス獲得を見送ることを明らかにしました。

B1ライセンスを取得するためには、5000人以上収容できるアリーナの確保が求められますが、現在、本拠地にしている静岡市中央体育館は3000人が限度となっていて、ホームタウンの静岡市には条件を満たすアリーナが存在しません。

チームは、JR東静岡駅前の新たなアリーナ構想について静岡市と話し合いを続けてきましたが、申請の期限までに着工時期などについてまとめられなかったと説明しています。
今シーズンからB2リーグを戦うベルテックス静岡は現在、西地区で10勝9敗の5位と健闘しています。