“レッサーパンダの聖地”で待望の赤ちゃん誕生 「順調にすくすく育って」 日本平動物園が名前を募集=静岡

日本有数の飼育数を誇り「レッサーパンダの聖地」とも呼ばれる日本平動物園で、2年ぶりに赤ちゃんが生まれ、10月24日から一般公開が始まりました。


静岡市駿河区の日本平動物園で24日から一般に公開されたのは、2023年7月に生まれたレッサーパンダのメスの赤ちゃんです。

父親の和と母親のニコの間に生まれ、日本平動物園では約2年ぶりの誕生となりました。


赤ちゃんを一目見ようと初日から多くの客が訪れ、母親と遊んでいる様子やかわいい寝姿に見とれている様子でした。

<来園客>
「かわいい」
「大好きだね。来る時からレッサーパンダを楽しみにしていた」
「かわいかったね」
「ねんね」
「ねんねしてたね」

赤ちゃんを見るために、県外から駆けつけた人も。

<愛知からの来園客>
「非常にかわいらしいです。またぜひ大きくなる姿を見ていきたいと思います。きょうのベストショットです」


日本平動物園は、絶滅危惧種とされているレッサーパンダの繁殖や研究などを任されていることから「レッサーパンダの聖地」とも呼ばれています。

しかし、全国の飼育数も少なく繁殖が難しいとされていることから、園側にとっても待望の赤ちゃん誕生でした。


<日本平動物園 山脇一城さん>
「無事に公開にたどり着けたことにホッとしてますし(来園客からも)喜びの声を聞けてうれしい限り。まずは順調にすくすくと育っていく姿というのを見ていただければ」


日本平動物園は、赤ちゃんの名前を11月26日まで募集していて、12月中には決定するということです。

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