伊豆半島でツキノワグマを確認 体長1.2メートルほどのオス シカ用のわなに…人里離れ危険性低いと判断 山に逃がす=静岡・河津町

10月20日午後、静岡県河津町の山林でクマがシカ用のわなにかかっているところを発見されました。クマはオスのツキノワグマで山に返されたということです。

20日正午すぎ、河津町の森林で「クマが何かに引っかかっていると」と静岡県の賀茂農林事務所に通報がありました。

県や河津町の職員、地元の動物園の飼育員らが現場に駆け付けたところ、クマがシカ用のわなにかかっているのが発見されました。

クマは体長は1.2メートルほどのオスのツキノワグマだったということです。

ツキノワグマは希少動物に認定されていて、狩猟の対象でないことや発見された場所が人里離れた山林だったため危険性は低いと判断され、クマはその場で山に逃がされたということです。

環境省によりますと2023年度のクマ被害は過去最悪のペースで、9月末までに全国で109人が襲われていて、各地で注意が呼びかけられています。

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