シットオントップが主流

カヤックフィッシングに使うカヤックは、艇体の上に人が座ってこぐ「シットオントップ」というタイプが主流です。こぎ方はパドルを使う手こぎと自転車のようにペダルを回す足こぎがあります。
水面近くから広がる景色

水面近くを進むカヤックからは、普段とは違った景色が広がります。艇体にはロッド(釣りざお)やクーラーボックス、魚群探知機などを収納するスペースもあり、快適に釣りができる工夫が随所に見られます。艇尾付近に設置し他の船舶に存在を知らせる旗やライフジャケットといった安全対策も忘れずに。
大物釣りに挑戦

(バイファール静岡三保店提供)
ポイントに到着したらルアーなどで釣りを始めます。陸からは届かない場所にも行けるので、大物と出合う可能性も。取材した静岡市清水区の「バイファール静岡三保店」の体験ツアーでは、参加者がブリやマダイを釣り上げました。
SUPフィッシングにも注目
カヤックフィッシングだけでなく、スタンドアップパドルボード(SUP)を使った釣りも注目を集めています。空気で膨らませるタイプなどもあり、持ち運びや保管がしやすい点がメリットです。自然の中で楽しむためには知識や技術が必要です。ショップやインストラクターによる体験ツアーや講習会が県内でも開催されています。初めの一歩として、まずは参加してみては。