
プロ野球オリックスの紅林弘太郎(駿河総合高出身)が進化を示す逆転サヨナラ2ラン!“愛されキャラ”の今後に注目!
プロ野球オリックスの紅林、“2年前の雪辱”果たす

プロ野球オリックスの紅林弘太郎選手(藤枝市出身、駿河総合高出身)が24日の楽天戦で逆転サヨナラ2ランを放ちました。
2年前の9月に同じ「ほっともっとフィールド神戸」でのロッテ戦で九回2死一、二塁、一打サヨナラの場面で打順が巡ってきた時にはサードライナーに終わり、最後の打者となりました。
その時は「(監督に代打を送られることなく)使ってもらったのに結果が出せなかった。ああいう場面で打ってこそ」と反省していました。今回は見事、その時の雪辱を果たし、成長の証しを示しました。
高校時代の広島遠征。“愛されキャラ“が宿舎を抜け出して向かった先は…

紅林選手と言えば野球に対する真摯な姿勢とは対照的に、天然発言で知られています。
かつては調子が悪いとストレスで食べ過ぎて体重を増やしてしまうのが悩みでしたが、記者が減量方法を尋ねると、「3回、塁に出たら3キロ減る」と真顔で返答。出塁率を上げることが減量につながると真面目に話してくれました。今は栄養士の指導を受けて、バランスのいい食事を心掛けているようです。
高校時代にチームで広島に遠征した際には、夜に仲間と宿舎から抜け出したエピソードが関係者の間では有名です。後に外出が監督にばれて大目玉かと思いきや、抜け出して行った場所が原爆ドームと聞いて、監督は叱れなかったそうです。どこか憎めない、愛されキャラにこれからも注目です。


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