
令和6年3月20日(水・祝)全軟静岡地区予選の決勝が行われた。新人戦、会長杯と静岡地区2冠の安倍川・豊田に、常葉橘中が挑んだ戦いは、延長9回までもつれ込む好ゲームとなった。
相手のエラーで先制した常葉橘中は、3回にもタイムリーで追加点、2対0と序盤は優位に試合を進める。安倍川・豊田中の反撃はすぐその裏。四球とヒットで2死2,3塁とすると、主将・鈴木君が3ボール1ストライクから狙いすましたようにバットを振り抜く。同点となる2点タイムリーとなった。
試合は7回で決着がつかず、延長タイブレークに。8回は両チーム無得点で終え、決着は9回に。決めたのは、再び安倍川・豊田の主将・鈴木君だ。センターオーバーのサヨナラタイムリーヒット。この試合3打点、本当に勝負強い。決勝のフォトギャラリーはこちら
安倍川・豊田中は、新人戦、会長杯に続き、今回の全軟も制覇し三冠を達成。2年前は上級生が少なくて苦労したチームが、試合経験を積み重ね、今年主役となって3回も頂点を極めた。それぞれが自分の役割が分かっているような試合運び、劣勢になってもいつか逆転できると、風格さえも感じた。
中学野球、残すは4月末のライオンズ杯、そして夏の中体連、2つの大会しかない。3年生はあと約2カ月を精一杯練習し、悔いのないに部活動にしてもらいたい。1、2年生は、頑張る3年生の背中を追い、チームとして良い成績を残せるよう頑張ってほしい。熱い夏を期待している。
●大会結果
安倍川・豊田 3‐2 常葉橘(延長9回タイブレーク1-0)
優勝:安倍川・豊田
準優勝:常葉橘
決勝
安倍川・豊田 vs 常葉橘








また、準決勝2試合の写真ギャラリーもアップしました。全軟静岡地区は熱戦の連続でした。
準決勝①
常葉橘 vs 静岡東


準決勝②
安倍川・豊田 vs 静岡南


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