【第9回しずおか市町村対抗駅伝】大会記録室 | 大会ダイジェスト

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開会式

スタート

第8区

第８区（３．０２km）中学生女子の区間

■ 【市の部】静岡市静岡Ａの木村・２年連続の区間賞なるか！

この区間の注目選手は、御殿場市の田中結女（富士岡中２年）と静岡市静岡Ａの木村友香（籠上中２年）がいます。２人とも２年生ながら全国のトップクラスの実力者です。

トップでタスキを受けたのは浜松市西部の榊原美希（舞阪中３年）で１２秒差で富士市の川口夏未（吉原北中３年）、３５秒差で注目選手の静岡市静岡Ａの木村が走り出しました。

木村は８００ｍ県中学１位の実力を見せ、先頭に迫る勢いで走っています。２番手との差も縮って８００ｍ地点で富士市を抜き、静岡市静岡Ａが２番手に上がりました。

抜かれた富士市の川口も粘っています。

トップの浜松市西部の榊原は追い風に乗って、前を見てしっかりとした走りで頑張っていますが、後方から木村が迫りその差が縮ってきています。木村は１km地点を３分０２秒で通過、１．３ｋｍ地点ではトップの榊原をとらえ前に出ようとしますが、榊原は懸命について離れません。

先頭の２人は激しいトップ争いをしながら並走し、少し離れて富士市の川口も粘りの走りで２人を追っています。

中間点を過ぎて先頭の２人は並走しながらも見事な走りを見せています。

応援坂に近づきスパートし合いながら走っていた２人に差が出始めました。

２．５ｋｍ地点で榊原のスパートで木村との間が少し開きました。

榊原は前半無理していない分余裕があり、木村は最初の入りが速かったので最後少し疲れたか、ここで榊原に置いていかれた形になりました。

残りわずかになり、榊原はラストスパートをかけ逃げ切り、浜松市西部がこの区間でもトップを守り９区にタスキをつなぎました。

２番手はトップと激しいデッドヒートを繰り広げた静岡市静岡Ａの木村が入り、３番手には１つ順位を下げた富士市の川口が入りました。

４番手は浜松市北部の藤原栄梨（麁玉中３年）が順位を守り、５番手は静岡市清水の久保彩乃（清水一中１年）が順位を１つ上げ、６番手は御殿場市の注目選手田中が区間新の走りを見せ２つ順位を上げました。田中も実力通りの見事な走りでした。

区間賞は木村が９分３８秒の素晴らしい区間新で獲得、２位はこれまた区間新の９分４４秒で田中が入りました。

区間３位は粘りの走りを見せた榊原の１０分１１秒でした。

区間1位（区間新）
木村　友香＝静岡市静岡A

■ 【町の部】 長泉町の古瀨・区間新なるか！

この区間の注目選手は１・２年生が多く、函南町の大庭美紗（函南中１年）・清水町の中村理子（清水中２年）・小山町の渡邊綾香（須走中２年）・長泉町の古瀨凪沙（長泉北中１年）らが出場していてその走りが注目されます。

町の部トップでタスキを受けた新居町の金原遥香（新居中２年）は後続との差が気になる様子でやや緊張気味の走りです。

トップと３８秒差で２位スタートの長泉町の古瀨は先頭との差をどんどん縮めてきています。

後続の３番手から８番手までの各チームの中にも動きがあるようですが、８位入賞を目指しそれぞれ力走しています。そんな中でも函南町の大庭や小山町の渡邊が頑張っているようです。

先頭の新居町の金原は１ｋｍ地点を３分３６秒とマイペースの走りで通過しました。

２番手の長泉町の古瀨は１ｋｍ地点を３分１８秒で通過し、先頭の金原をかなり追い上げています。

３番手でつないだ清水町の中村と４番手の函南町の大庭は並走しています。

２．２ｋｍ手前で２番手の長泉町の古瀨は先頭の新居町の金原と並び２人は並走していましたが、２．５ｋｍ地点で長泉町の古瀨がスパートして前に出ました。金原も粘って離されないように頑張って走っています。

後続でも順位が入れ替わっているようですが、３位争いの清水町と函南町の争いが激しくなってきました。

長泉町の古瀨は新居町の金原を引き離してついに長泉町がトップに立って９区にタスキをつなぎました。古瀨は区間賞をとる１０分２０秒で走りました。

新居町はトップから７秒遅れで２番手になり、３番手は順位を１つ上げた函南町が入りました。函南町の大庭は区間２位の１０分４１秒でした。

４番手は清水町、５番手は小山町で、小山町の渡邊は区間３位の１０分５１秒でした。

６番手に入ったのは、森町の小澤生帆（旭が丘中１年）でした。

区間1位　古瀬　凪沙＝長泉町（左）

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