第9回 大会記録室 大会ダイジェスト

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『第10区』ジュニアB男子

第10区(4.31km)ジュニアB男子の区間
■ 【市の部】 御殿場市の勝亦・昨年の雪辱なるか!

この区間で注目される選手は全中2冠の御殿場市の勝亦祐太(富士岡中3年)で高校生を相手にどんな走りを見せてくれるか楽しみです。

トップでタスキを受けたのは浜松市西部の大谷拓見(浜北西高3年)でトップと14秒差でタスキを受けた静岡市静岡Aの山本優介(静岡市商高3年)と3番手の藤枝市の池谷勇斗(藤枝明誠高1年)が追い上げています。

先頭の大谷は強い向かい風の中を力強い走りで余裕のある様に見えますが、後ろから追う山本も力のある選手でその頑張りが期待されます。

快調に走っている先頭の大谷は、1km地点を3分10秒で通過、後ろとのリードを広げているようです。

2番手の静岡市静岡Aの山本も1km地点を3分12秒で通過しています。

後続の動きも気になるところです。

順位を上げてくると思われる御殿場市の勝亦に対して、高校生は中学生に負けない様意地を見せたいところですが中学生の勝亦が向かい風の中を力強い走りで、1km手前で藤枝の池谷を抜き3番手に上がり前を追い上げています。

先頭の大谷は2km地点を6分22秒で通過し2番手の山本が少し離されています。

トップの大谷はアップダウンの激しい有東坂の登りにかかり少し口が開いていますが、

全く走りに変化は見られません。

坂を上がりきるとラスト1km地点ですが、向かい風のきつい中、2番手の静岡市静岡Aとの差をかなり開けました。後方からは3番手の御殿場市の勝亦が中学生とは思えない落ち着いた走りで追い上げてきています。

先頭を走っている浜松市西部の大谷は沿道からの暖かい応援を力にして余裕の表情で走り抜き後ろとのリードを広げてアンカーにタスキをつなぎました。

2番手争いは激しくなり、中学生の勝亦が山本に追いつき前に出れば、山本が又勝亦に追いつき高校生の意地を見せます。中継所で御殿場市の勝亦が山本をとらえ2番手でタスキを渡しました。3番手は勝亦と同時にタスキを渡した静岡市静岡Aの山本でした。

4番手に入ったのは藤枝市の池谷、5番手が富士市の佐藤海斗(富士東高2年)、6番手には浜松市北部の齋藤宏和(浜北西高2年)が入りました。

区間賞は中学生の勝亦が評判通りの快走で獲得、タイムは12分23秒でした。向かい風の中で立派な記録です。

   区間2位は浜松市北部の齋藤でタイムは13分50秒、区間3位は浜松市中央の名切拓也(浜北西高3年)の13分55秒でした。

 区間1位 勝亦 祐太=御殿場市


■ 【町の部】 区間賞は松崎町の佐藤か長泉町の加藤か!


この区間の注目選手は松崎町の佐藤玖昭(松崎高3年)・長泉町の加藤弘樹(加藤学園高3年)・芝川町の向井聡(富士宮北高1年)らの走りが注目されます。

町の部トップでタスキを受けた長泉町の加藤は向かい風のきつい中飛び出していきました。

先頭を追う2番手は新居町の疋田晃暉(浜松商高2年)でその差は29秒でした。後続とはかなり差があり優勝争いはこの2チームにしぼられた感じです。

先頭の加藤は1km地点を3分11秒で通過、快調な走りで疋田との差を少しずつ開けています。

3番手を走る函南町の大庭克己(函南中3年)、4番手の森町の森月貴信(周智高3年)も後方で頑張っていますが順位を上げることができません。

長泉町の加藤はリズムに乗った快調な走りで2km地点を6分24秒で通過、後方との差を広げ優勝に向かって素晴しい走りを見せています。

2番手の新居町の疋田も苦しい走りで少しずつ離されているようです。

3番手の函南町の大庭も中学生ながら粘って力走していますが、あごが上がって苦しい走りになっています。

4番手の森町の森月はマイペースで、中々スピードに乗れない走りです。

後半は苦しい走りになりましたが、長泉町の加藤は新居町を引き離しトップでタスキをアンカーに渡しました。加藤は14分10秒のタイムで区間賞を獲得しました。

2番手に入ったのは、新居町の疋田で順位を守りました。3番手は函南町の大庭が入り、4番手は森町の森月、5番手は小山町の池谷直樹(小山高2年)、6番手は清水町の中嶋裕人(沼津中央高3年)でそれぞれ順位を守ってアンカーにタスキを渡しました。

区間2位は、後方で頑張った松崎町の佐藤でタイムは14分31秒で順位を2つ上げました。

区間3位も後方で頑張った芝川町の向井でタイムは14分38秒で順位を2つ上げています。

 区間1位 加藤 弘樹=長泉町