この区間で注目される選手は全中2冠の御殿場市の勝亦祐太(富士岡中3年)で高校生を相手にどんな走りを見せてくれるか楽しみです。
トップでタスキを受けたのは浜松市西部の大谷拓見(浜北西高3年)でトップと14秒差でタスキを受けた静岡市静岡Aの山本優介(静岡市商高3年)と3番手の藤枝市の池谷勇斗(藤枝明誠高1年)が追い上げています。
先頭の大谷は強い向かい風の中を力強い走りで余裕のある様に見えますが、後ろから追う山本も力のある選手でその頑張りが期待されます。
快調に走っている先頭の大谷は、1km地点を3分10秒で通過、後ろとのリードを広げているようです。
2番手の静岡市静岡Aの山本も1km地点を3分12秒で通過しています。
後続の動きも気になるところです。
順位を上げてくると思われる御殿場市の勝亦に対して、高校生は中学生に負けない様意地を見せたいところですが中学生の勝亦が向かい風の中を力強い走りで、1km手前で藤枝の池谷を抜き3番手に上がり前を追い上げています。
先頭の大谷は2km地点を6分22秒で通過し2番手の山本が少し離されています。
トップの大谷はアップダウンの激しい有東坂の登りにかかり少し口が開いていますが、
全く走りに変化は見られません。
坂を上がりきるとラスト1km地点ですが、向かい風のきつい中、2番手の静岡市静岡Aとの差をかなり開けました。後方からは3番手の御殿場市の勝亦が中学生とは思えない落ち着いた走りで追い上げてきています。
先頭を走っている浜松市西部の大谷は沿道からの暖かい応援を力にして余裕の表情で走り抜き後ろとのリードを広げてアンカーにタスキをつなぎました。
2番手争いは激しくなり、中学生の勝亦が山本に追いつき前に出れば、山本が又勝亦に追いつき高校生の意地を見せます。中継所で御殿場市の勝亦が山本をとらえ2番手でタスキを渡しました。3番手は勝亦と同時にタスキを渡した静岡市静岡Aの山本でした。
4番手に入ったのは藤枝市の池谷、5番手が富士市の佐藤海斗(富士東高2年)、6番手には浜松市北部の齋藤宏和(浜北西高2年)が入りました。
区間賞は中学生の勝亦が評判通りの快走で獲得、タイムは12分23秒でした。向かい風の中で立派な記録です。
区間2位は浜松市北部の齋藤でタイムは13分50秒、区間3位は浜松市中央の名切拓也(浜北西高3年)の13分55秒でした。
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