第９回静岡県市町村対抗駅伝競走大会は、市の部に静岡市と浜松市が３チームずつエントリーしての２７チーム、町の部に１８チーム、合わせて４５チームが参加して１２月６日午前１０時、石川県知事の号砲で一斉にスタート、高校女子のエースランナー達がとび出して行きました。

天候は晴れ、気温９.４℃と低め、風は６ｍと強くその影響が心配されます。

１区には沼津市の市川涼香（常葉菊川高２年）・静岡市静岡Ａの萩原歩美（常葉菊川高１年）・裾野市の坂本美咲（三島北高２年）・富士市の宮澤侑紀奈（日大三島高３年）・藤枝市の栗田泰葉（島田高３年）らが出場していてその走りが注目されます。

先頭集団は３０人近い大きな集団で、風を意識してかお互いに様子を見ながらスローペースで走り出しました。

９００ｍを過ぎたあたりで少したて長になってきましたが焼津市の石田侑里（静岡高１年）を先頭に、１ｋｍ地点は３分２０秒のスローペースで相変わらず大きなかたまりのまま通過していきました。先頭集団は多少の入れ替えはあるものの１０人位の大きなかたまりのまま駿府公園に入り、たて長になって１．５ｋｍ地点も石田を先頭に通過しました。この先頭集団の中には市川、萩原、栗田ら注目選手の姿が見えますが、もう少し積極的な走りを期待したいところです。

２ｋｍ地点は裾野市の坂本が先頭で４人の集団で６分３５秒で通過しました。 駿府公園の２周目に入り、御殿場市の小林薫加（韮山高２年）ががんばり、坂本も少しずつ出てきて集団をひっぱり、栗田はしっかりとついています。 ２．５ｋｍを過ぎるとトップ集団は、坂本、萩原、栗田と富士宮市の佐野知美（常葉菊川高１年）の４人となりました。 ３ｋｍ手前で藤枝市の栗田がスパートし３ｋｍ地点は９分５３秒で通過しました。栗田は４人の中からも抜け出し、力強い腕振りでぐんぐんスピードを上げ、素晴らしいラストスパートで藤枝市がトップでタスキを２区に渡しました。タイムは１３分０９秒でした。 ２番手は静岡市静岡Aの萩原が１３分１３秒で入り、３番手は裾野市の坂本が１３分２２秒でタスキを渡しました。 ４番手には富士宮市の佐野、５番手には沼津市の市川、そして６番手は島田市の山口成美（島田高３年）と続き２区へタスキを渡しました。

区間1位　栗田　泰葉＝藤枝市

■ 【町の部】 駅伝レースは１区の走りが大切です！

第９回静岡県市町村対抗駅伝競走大会は市の部に２７チーム、町の部には新市に合併した旧町３チームを含む１８チームの、合わせて４５チームが参加して１２月６日午前１０時、石川県知事の号砲で一斉にスタート、高校女子のエースランナー達がとび出して行きました。

天候は晴、気温は９．４℃と低め、風は６ｍと強くその影響が心配されます。

この１区には県高校女子５０００ｍランク１位の清水町の後藤百絵（三島北高２年）・吉田町の福世愛（常葉菊川高１年）らが出場していてスタートからの走りが注目されます。

レースは強い風の影響かお互いにけん制し合いスローペースで始まり、１ｋｍ地点は清水町の後藤と森町の相羽里咲（島田高２年）の二人が先頭で３分２０秒で通過しました。後藤も相羽もリズムに乗った走りで快調に走っています。

先頭の後藤は２ｋｍ地点を６分３５秒で通過し相羽もすぐ後ろについています。２．７ｋｍで相羽が遅れ始め、快調に走っている後藤は３ｋｍ地点を９分５３秒で通過しラストスパートに入りました。

後藤はレースの中心となり中盤以降のレースを引っ張り市の部の先頭とのトップ争いを最後まで見せてくれました。 清水町の後藤は町の部で終始ダントツのトップで走り抜き、トップで２区へタスキをつなぎました。後藤のタイムは１３分１５秒でした。 ２番手は森町の相羽でタイムは１３分３４秒、３番手に入ったのは長泉町の飯野はるか（三島北高２年）でタイムは１３分４２秒でした。 ４番手に入ったのは岡部町の横馬岬（常葉菊川高１年）、５番手が吉田町の福世、６番手は函南町の船津茉優（韮山高２年）でした。

区間1位　後藤　百絵＝清水町（左）