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■ 【市の部】 県内実業団と県外実業団の区間賞争いは!

最終11区は一般男子の区間で今年も実業団・大学の有力ランナーが多数出場しています。中でも注目選手は、富士市の中村泰之(スズキ)・静岡市静岡Aの浅羽慶彦(トーエネック)・浜松市西部の森勇基(スズキ)に大学生の磐田市の三谷裕淑(東京農大3年)等がいます。
先頭でタスキを受けた浜松市中央の中川学(会社員)は後続とに差があり余裕をもって快調に走っています。2番手の浜松市北部の木俣裕樹(柳河精機)と3番手の静岡市静岡Aの浅羽は最初から積極的に先頭の中川を追っています。
先頭の中川は最初の1kmを2分52秒で快調に通過していきました。
2番手を走っている浜松市北部の木俣は、腕振りが小さくなり、表情も苦しそうに見えてきました。3番手の浅羽は、力強い走りで前の木俣をだいぶ追い上げてきています。
後続の浜松市西部の森や富士市の中村は快調な走りで、この区間の区間賞争いが楽しみになってきました。
先頭の中川は2km地点を5分44秒で通過、商店のガラスに写る自分のフォームをチェックする等余裕が見られます。
3番手を走っていた静岡市静岡Aの浅羽は、2km手前で浜松市北部の木俣を抜いて2番手に上がりました。木俣は苦しい走りになりましたが粘っています。
先頭の中川は依然快調に走っていて、3km地点を8分40秒で通過しました。
後続では有力ランナーの富士市の中村が2km地点を5分37秒で通過、力強い走りを見せています。
先頭の浜松市中央の中川は最後までリズムに乗った走りで優勝のテープを切りました。
2位は積極的な走りで順位を1つ上げた静岡市静岡Aの浅羽が入り、3位には後半苦しくなりましたが浜松市北部の木俣が入りました。4位に入ったのは浜松市西部の森で、
区間3位の15分40秒のタイムで走りました。5位は御殿場市の宮原徹(自衛官)が区間2位の15分35秒の走りで順位を守りました。6位には富士市の中村が区間新記録の15分22秒で走りフィニッシュしました。
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区間1位(区間新)
中村 泰之=富士市 |


■ 【町の部】 新居町の飯田の走りがかぎを握る!

注目選手は、新居町の飯田涼平(会社員)・函南町の日向嘉紀(自衛隊滝ケ原)・長泉町の土屋克巳(東レ三島)・森町の天野元文(ホンダ浜松)・小山町の滝口洋介(東海大3年)・清水町の乗末翔吾(上武大1年)等。
先頭でタスキを受けた新居町の飯田、2番手の長泉町の土屋、函南町の日向の3人は
34秒内に3チームが入る激戦で、この最終区での優勝争いとなりました。
先頭の飯田はベテランランナーらしくリズムに乗った走りです。1km地点の通過は2分53秒でした。2番手を走る長泉町の土屋を3番手の函南町の日向が積極的に追い上げています。
4番手の森町の天野、5番手の清水町の乗末も積極的な走りです。
先頭の新居町の飯田はその後も快調で、2km地点は5分48秒で通過しました。
函南町の日向は2km手前で長泉町の土屋を抜いて2番手に上がり、ますます快調に走っています。土屋も粘ってはいますが苦しい走りになりました。
先頭の新居町の飯田は3km地点を8分46秒で通過、後続を気にしながらも快調に走っています。
2番手に上がった函南町の日向は力強い走りで先頭を追っています。3番手の土屋も粘っていますが日向との差がやや広がってきました。
先頭の新居町の飯田は初優勝に向けて快調な走りで競技場に入ってきました。
2番手の函南町の日向もスパートし追い上げていますがその差がつまりません。
新居町の飯田は最後まで快調な走りで初優勝のテープを切りました。
2位は函南町の日向が順位を1つ上げ入りました。3位は長泉町の土屋が粘りの走りを見せてくれました。4位には森町の天野が入り、5位は清水町の乗末が大学生らしい積極的な走りで入り、6位は吉田町の野中が苦しい走りながら最後まで力走しました。
区間賞は函南町の日向が15分38秒で獲得、区間2位は新居町の飯田が16分04秒で
区間3位が森町の天野の16分24秒でした。
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区間1位 日向 嘉紀=函南町 |
解説 = 静岡陸上競技協会副理事長 静岡県市町村対抗駅伝競走大会実行委員 大塩正則 |
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