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番組審議会だより > 2015

第565回番組審議会(2016年2月19日)

●開催年月日 平成28年2月19日(金) 12時30分
●開催場所

静岡新聞放送会館

●出席者

委  員(敬称略)

北條 博厚 委員長

中井 弘和 副委員長

三浦 孝文

久米 行子

坂田 芳乃

栗原 績

山畑 聡

木苗 直秀(書面)

審議議題

〇テレビ番組「静岡発そこ知り 富士山 大噴火!? 悪夢のシナリオはこうなる

 放送:2015年11月23日(月)19:00~19:55

番組概要

〇富士山は宝永噴火後(1707年)、およそ300年間、沈黙している。しかし富士山の地下にはマグマだまりがあり、専門家は口を揃え「間違いなく噴火する」と言う。しかし、どこでどのように噴火するかは分からない。

 一方で国や県、地元行政が進めている噴火に対する備えは、まだ道半ば。特に登山者向けの対策は、まだ緒についたばかり。夏山シーズン中に約30万人、ピーク時には一日1万人の登山者が訪れる富士山、そして麓に都市が存在する富士山。もしその静寂が破れた時、富士山はどのような姿をみせるのだろうか。
 番組では、静岡県が策定中の対策に深く携わる火山学者・小山真人静大教授の監修のもと、富士山で起きうる噴火を大胆予測し、CGでシミュレーション。厳しい現実を浮き彫りにしていく。また桜島や箱根、口永良部島に関しても
取材、御嶽山の噴火後、活発化した全国の火山活動にも目を向けた。

●委員の意見

・富士山の噴火は日本全体にとっても最大関心事である。そうした中、わかりやすく新事実を示していた。

また、番組としてのメッセージも込められていた。

・富士山は100%噴火する、と言いきっていたが、あらためてそのことを思った。

・科学者がデータに基づき解説していてわかりやすい。

・日本各地で火山噴火が起こっているという時節柄、関連する知識を深めることが出来た。

・美しい富士山というだけでなく、その実態に迫った緊張感ある番組だ。

・富士山大噴火による火山灰で首都東京が甚大な被害を受け、日本全体の終わりにつながるとさえ感じられた。
・番組では登山者の被害について伝えていたが、そのような次元に止まる話ではないと思う。

・桜島の観測体制が整っていることはよく分かったが、富士山についてはその説明がない。

・火山の仕組みを説明している部分はよく理解できた。しかし、視聴者がその情報を得た後どのように行動すべきかを示していない。

●視聴者・聴取者からの意見などを報告

平成28年1月1日~平成28年1月31日 総件数402

(1)イブアイしずおか【TV・自社制作】 ・・・・・・・・・ 70件

(2)Soleいいね!【TV・自社制作】

・・・・・・・・・ 32件
(3)ひるおび【TV・ネット編成】 ・・・・・・・・・ 31件

(4)所さんのニッポンの出番!【TV・ネット編成】

・・・・・・・・・ 19件
(5)ほのぼのワイド【R・自社制作】 ・・・・・・・・・ 18件

視聴者からの意見

〇テレビ番組『イブアイしずおか エンタ』1月14日(木)放送

「3丁目の昭和」コーナーで、小沼アナウンサーが訪れた街は私が以前住んでいたところでした。

紹介された喫茶店は私も利用していたので、とても懐かしく思えました。取り上げてくれてありがとうございました。      (70代・女性)

〇テレビ番組『ひるおび』1月18日(月)放送      

・連日、スキーツアーバス事故について取り上げているが原因究明の努力が足りないと思う。
今回の事故発生についてはいろいろな要因があると思うので多面的に掘り下げ、事故防止につなげてほしい。               (60代・男性)