合同稽古で横綱白鵬が１４戦全勝　綱とり貴景勝は朝乃山と１０番

　大相撲の合同稽古が１８日、東京・両国国技館内の相撲教習所で始まり、ともに３場所連続休場中の白鵬、鶴竜の両横綱や初場所（来年１月１０日初日・国技館）で綱とりに挑む大関貴景勝らが参加した。白鵬は平幕阿武咲に１４戦全勝、貴景勝は大関朝乃山と１０番取って７勝３敗だった。

　８月に手術した右膝の回復具合が注目される白鵬は突き、押しが得意な相手を四つで組み止め、寄り切りや上手投げなどで仕留める内容が目立った。他の部屋の関取と胸を合わせるのは前回１０月の合同稽古以来。「自分なりに体をつくって、いい汗をかいたと思う。（膝は）前回に比べたらだいぶいい」と手応えを口にした。

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