2年目鈴木唯 始動から飛躍へ  清水エスパルス・鹿児島キャンプ

 J1清水のMF鈴木唯がプロ2年目の飛躍を誓う。昨季は高卒新人ながらリーグ戦30試合に出場し、チームに欠かせない戦力になった。今季はクラブの“出世番号”の「23」を背負い、さらなる存在感を示す決意だ。

パス回しの練習でボールをキープする鈴木唯(中央)=鹿児島市の鹿児島ふれあいスポーツランド
パス回しの練習でボールをキープする鈴木唯(中央)=鹿児島市の鹿児島ふれあいスポーツランド

 オフも帰省先で体を動かすなどし、始動から順調に調整を進めてきた鈴木唯。キャンプではここまでFWに入り、定位置争いに臨んでいる。実戦形式の練習の合間に2トップでコンビを組んだサンタナを自ら呼び止めて動きの連係を確認するなど、積極的な姿勢が目につく。8日の練習の最後には篠田コーチから個別で指導を受けた。
 昨季は7月のリーグ再開初戦で先発デビューを飾り、推進力のあるドリブルや視野の広さを武器に、主に中盤のトップ下で試合に絡み続けた。ただ、「一番大事な結果が出せていない」と無得点に終わったことへの悔しさを口にし、「プレーの判断の質が良くない時が多かった」と課題を自覚する。
 海外に羽ばたいた岡崎慎司(ウエスカ)、北川航也(ラピッド・ウィーン)が清水在籍時に着けた特別な背番号を託された。重みを実感しながらも「自分なりの23番をつくっていければ」と気負いはない。「まずは1点。とれればどんどんいくと思う」。進化を遂げる1年を思い描く。

 ■完成度向上へきょう松本戦
 清水は9日にキャンプの総仕上げとなるJ2松本との練習試合に臨む。6日のJ2磐田戦で90分間出場したDF鈴木義は「チームの完成度を上げていくのみ」とロティーナ監督が攻守両面に落とし込む戦術の体現をテーマに掲げる。
 磐田戦は相手の主力級が出場した1、2本目を無失点に抑えたが、「どこでボールを奪うかが明確でなかった。強度も含めてまだ課題がある」と鈴木義。一方で、守備での立ち位置や選手同士の距離感には進歩も感じているという。
 FWディサロは「(練習を重ねている)連動して空いたスペースを活用するプレーを出せたら」と語り、磐田戦で1得点に終わった攻撃面での成果を目指す。

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