7月ホーム戦、優先販売 J2磐田、シーズンシート購入者に

 J2磐田は25日、ヤマハスタジアムで7月に開催されるホーム3試合の入場券について、払い戻しとなった今季シーズンチケット購入者を優先して販売すると発表した。Jリーグの新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインにより、同スタジアムの観客が5000人以下に限られるため。申し込み多数の場合は抽選になる。残席があった場合はサポーターズクラブ会員に優先販売する。
 対象は7月11日の山口戦、19日の北九州戦、25日の徳島戦。3試合とも今月27日午前11時から磐田の公式サイトの特設ページで申し込みを開始する。購入できる枚数は席種にかかわらずシーズンシートを購入した枚数に限り、申し込みは1回のみ。
 複数のチケットを購入した場合、原則的に横並びや斜め前後の席が確保されるが、通路や出入り口を挟んだ席になる可能性もある。座席の中心から半径1メートル以上の間隔を空けるため、2~3席おきになる。声援や手拍子など応援には禁止事項がある。チケットは全席指定でビジター席は設置しない。変更された価格など詳細は磐田の公式サイトで。
 J2は2月23日の開幕戦1試合を消化したが、新型コロナウイルスの感染拡大で中断。磐田は5月末にシーズンシートの20試合分を購入者全員に払い戻すことを決定した。7月5日の岡山戦はリモートマッチ(無観客試合)で開催。11日以降の試合も状況の変化により、無観客に変更される可能性がある。

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