3バック、攻撃力は半減 J2リーグ第13節・ジュビロ磐田

 重苦しい試合展開を最後まで断ち切ることができなかった。2試合連続2失点の磐田は昨夏のフベロ監督就任後、初めて3バックのシステムをスタートから採用した。守備を安定させ、慎重な入りを意識させた。だが、攻撃力は半減した。

町田―磐田 前半、シュートを放つ磐田・中野(左)=町田・Gスタ
町田―磐田 前半、シュートを放つ磐田・中野(左)=町田・Gスタ

 フベロ監督は「最近は失点する試合が続き、無失点を目指そうと言った。それは達成できた。でも点を取らなければ勝てない」と淡々と話した。MF山田は「無失点で終わったのはチームにとっていいこと。攻撃のどのタイミングで人数をかけるかが課題だった」とチームが立ち返るために、見直した守備には手応えがあった。
 だが、試合中の采配に疑問を残した。4月に磐田ユースからトップチームに昇格させたDF鈴木を先発でプロデビューさせた。まだ高校生とは思えない堂々としたプレーを続けたが、後半からベンチに下がった。指揮官は「相手に対してもボール回しも落ち着いていた。(鈴木が)悪かったから代えたのではなくウチには他のDFもいる」と明確な答えは返ってこなかった。
 3試合勝利から見放され、J1昇格圏の2位北九州との勝ち点差は9に広がった。今後はこの試合をベースに粘り強く戦っていかなければこの日、勝ち点2を失った意味はない。

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