<静岡県市町駅伝>浜松市北部、清水町V 御殿場市、長泉町2位

 第21回県市町対抗駅伝競走大会(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催、県、県教委、県スポーツ協会共催)は5日、県内全35市町37チームが参加し、静岡市内の12区間42・195キロで行われた。新型コロナウイルス感染拡大の中、沿道での応援自粛など例年と異なる環境下のレースで、市の部は今大会から南北2チームに再編された浜松市北部が2時間10分49秒で初優勝。町の部は清水町が2時間14分59秒の大会新記録で2年連続2度目の栄冠をつかんだ。

(左)市の部で優勝を果たした浜松市北部のアンカー鈴木覚選手/(右)町の部で連覇した清水町のアンカー船越陸選手=静岡県草薙陸上競技場
(左)市の部で優勝を果たした浜松市北部のアンカー鈴木覚選手/(右)町の部で連覇した清水町のアンカー船越陸選手=静岡県草薙陸上競技場

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 市の部は3連覇を狙った御殿場市が2位、3位は富士市。町の部は長泉町が2位で函南町が3位に入った。人口1万5千人未満の市町の1位に与えられるふるさと賞は河津町が受賞。敢闘賞は前回大会より記録を伸ばした三島市、御前崎市、下田市、松崎町、東伊豆町が選ばれた。
 浜松市北部は7区杉浦蒼太(浜松北浜中)がトップの御殿場市との21秒差を逆転し、8区安井友真里(浜松細江中)がさらにリードを広げた。清水町は4区で関美澪(神奈川・白鵬女子高、町清水中出)が区間新記録の走りで前を走る長泉町と函南町を抜いた。5区以降の選手はそのまま1位を独走し、2位に3分31秒差をつけた。
 大会は市の部に23市25チーム、町の部12町12チームが出場した。スタートの県庁前からゴールの草薙陸上競技場まで、444人の選手が古里の誇りを胸に初冬の駿河路でたすきをつないだ。

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