島根知事、聖火リレー中止の意向 五輪開催も反対、コロナ対応不満

 島根県の丸山達也知事は17日、県内で実施する予定だった東京五輪の聖火リレーについて、「開催すべきでない」と中止の意向を表明した。県の聖火リレー実行委員会で明らかにした。五輪のリレーは5月15、16日に実施し、パラリンピックは日程調整中だった。「今の時点で中止をお願いするわけではない。状況を見て、(政府と東京都の対応が)改善するかどうかあらためて判断したい」とも述べた。委員会終了後の記者会見で、五輪自体の開催にも反対する考えを表明した。

臨時の島根県の聖火リレー実行委員会で見解を表明する丸山達也知事=17日午後、松江市
臨時の島根県の聖火リレー実行委員会で見解を表明する丸山達也知事=17日午後、松江市
島根県の丸山達也知事=1月5日、経産省
島根県の丸山達也知事=1月5日、経産省
臨時の島根県の聖火リレー実行委員会で見解を表明する丸山達也知事=17日午後、松江市
島根県の丸山達也知事=1月5日、経産省

 丸山氏は委員会に先立ち「新型コロナウイルス感染拡大を封じ込めるための政府や東京都の対応に不満がある」と理由を明かした。

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