「町が存続するためには新リーダーのもとでやった方がいい」岸重宏河津町長が不出馬表明 公約7~8割達成が退任理由【静岡】

静岡県河津町の岸重宏町長(74)が6月10日、任期満了に伴う2025年11月の町長選挙に出馬しないことを表明しました。2017年に初当選し、2期目を務めていますが、今期限りで退任します。

岸町長は、河津町の総務課長や副町長を務めた後、前町長の解職請求成立に伴う2017年の出直し町長選で初当選。2期目には、町民とともに創り上げる「共創のまちづくり」を掲げ、子育て支援や教育環境の充実、デジタル技術の活用、防災対策などを進めてきました。

岸町長は退任を決めた理由について、掲げてきた公約の7~8割を達成できたことを挙げました。

<河津町 岸重宏町長>
「9月で75歳になるが、生き生きとやって、ある程度達成できたのかなという自分の思いもあるし、次の人に託したい。町が存続するためには、新たなリーダーのもとでやった方がこの町にとっていいのかなと(退任を決めた)」

河津町長選は、11月11日告示、16日投開票で行われます。これまでに町長選への立候補を表明した人はいません。

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