
劇団四季のファミリーミュージカル『ふたりのロッテ』が5月3日、4日の2日間、静岡市清水文化会館マリナート(静岡市清水区)で上演されます。離ればなれに育った双子の姉妹が家族の絆を取り戻そうとする物語。静岡県内出身の俳優2人に舞台の魅力を伺いました。
『ふたりのロッテ』は、離ればなれに暮らしていた双子の姉妹・ロッテとルイーゼが偶然出会い、家族の絆を取り戻そうと奮闘する物語です。ユーモラスなシーンと心に響くメロディやダンスが魅力です。
今回の舞台に立つ双子の姉妹のルイーゼ役を演じる浜松市出身の田原沙綾さんと父親のパルフィー氏役を演じる静岡市出身の鈴木涼太さんに話を聞きました。
<LIVEしずおか 井手春希キャスター>
「ルイーゼはどんな女の子ですか」
<ルイーゼ役 田原沙綾さん>
「おてんばでいたずら好きな元気いっぱいの女の子です」
<井手キャスター>
「田原さんの雰囲気そっくりな感じがしますけど」
<田原さん>
「おとなしいロッテとは見た目はそっくりだけれど、性格は対照的ですね」
<井手キャスター>
「鈴木さんが演じる父親のパルフィー氏はどんな人物ですか」
<パルフィー氏役 鈴木涼太さん>
「有名なオーケストラの指揮者をしています。ルイーゼと一緒に住んでいてやさしいけれど仕事が忙しい。両親の事情でロッテとルイーゼは赤ちゃんの時に離れ離れになってしまったという経緯があります」
<井手キャスター>
「家でのシーンの会話、雰囲気作りなど意識されているところを教えてください」
<田原さん>
「普段から涼太さんはやさしく、見守ってくれている感じがするので、普段から関係を作ってくださって、『お父ちゃん』という感じ」
<鈴木さん>
「お互い静岡出身ということで、とても安心して楽しくさせてもらってます」
<井手キャスター>
「『ふたりのロッテ』の見どころを教えてください」
<田原さん>
「自分たちが双子だと気づいたロッテとルイーゼが家に帰りますが、お互いになりすまして生活しているところを注目してほしいです」
<井手キャスター>
「物語にはどんなメッセージが込められていますか」
<鈴木さん>
「家族や友だち、人とのつながり、『大切なものは何か』をあらためて気づかせてくれる作品です。願いを込めて勇気をもって一歩踏み出せば、もしかしたら世界を変えられるかもしれないというメッセージが込められています」
<井手キャスター>
「お二人とも県内出身ですが、地元での公演ということですが、お気持ちはいかがですか」
<田原さん>
「やはり地元公演というだけで安心感があります。知っている道や食べ物だったりで本番も頑張れます」
<鈴木さん>
「地元静岡ということで不思議な感じがあります」
<田原さん>
「静岡の先輩と親子で共演できるというのがすごい嬉しいです」
<田原さん>
「心温まるミュージカルとなっています。ぜひお越しください」
<鈴木さん>
「舞台上での美しいザルツブルクの景色、ウィーン、ミュンヘン、私たちと一緒に旅をしていただければと思います」